就職・進路

修了生の活躍

法曹界での活躍・実績

 司法試験には、本法科大学院修了者のうち2010年は8名、2011年は4名、2012年は7名、2013年は6名が合格しました。
開設からこれまでの合格者46名の卒業生が、横浜弁護士会をはじめ全国各地で法曹として活躍しています。

[主な就職先]

横浜はばたき法律事務所/平井法律事務所/茅ヶ崎はまかぜ法律事務所/SKY総合法律事務所/神田お茶の水法律事務所/ 法テラス東京法律事務所/法律事務所アクティブイノベーション/みなと綜合法律事務所/東京地方裁判所・東京家庭裁判所判事補/ 横浜市役所/伊東法律事務所/神奈川県庁/澤田法律事務所 /弁護士法人相模原法律事務所相模大野事務所/ まちかど法律事務所/山口総合法律事務所/いずみ橋法律事務所/西湘法律事務所/横浜綜合法律事務所/のぞみ法律事務所/ 横浜法律事務所/法律事務所横濱アカデミア など

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法曹界で活躍する卒業生

穂積 幸子 弁護士

被疑者の利益にかなうのであれば、積極的に不服申立の手段を!
~勾留期間延長決定への準抗告が認められた事案に見る“ 諦めない姿勢”

 初めての被疑者国選で、外国人の大麻取締法違反被疑事件を担当。被疑者は、日本人の夫と幼い子供2人を持つ外国人女性でした。
自宅に1.1グラムの大麻を所持していた被疑事実を本人も認め、出来心で大変なことをしてしまったと後悔の念を見せていましたが、このまま勾留延長、起訴され、有罪判決を受けることは免れないだろうというのが当初の見通しでした。
 しかし勾留延長決定の翌日に①大麻の鑑定結果と身柄拘束継続とは直接関係がないこと②罪証隠滅のおそれがないこと③逃亡のおそれがないことを軸に、幼い子供と離れる精神的苦痛や、子供の福祉の観点からも早急に身柄が解放される必要性を書き加えた準抗告申立書を提出し、同日中に勾留期間延長取消決定を得ることができました。
 どうせ無理だろうと諦めることなく積極的に行動することが、被疑者利益につながることを実感させてくれます。

  • ※2012年3月時点で検察官の終局処分は不起訴(起訴猶予)。
  • ※本件は注目すべき事例として、横浜弁護士会の全弁護士に紹介されました。
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修了生の紹介

弁護士 長田 大徳 さん

学内の人間関係のなかで自分を鍛えました。ここでの出会いを大切にしていきたいですね。

 私は大学では経営学部でしたが、授業の中で、経営にも法務が深く関わっていることを知り、特に、企業が法的な問題に直面しないようにあらかじめ法的整備を進める「予防法務」に関心を抱くようになりました。また、進路を考える中で、自分の裁量で働き方を決められる弁護士という仕事に魅力を感じるようになり、大学卒業後、アルバイトをしながら旧司法試験に向けて勉強を始めました。なかなか成果が出ず、あきらめかけたこともありましたが、法科大学院の制度ができたことでもう一度挑戦することを決意しました。
 神大に入学して驚いたのは、学習環境が素晴らしいこと。自習室には広い机と座り心地のいい椅子を備えた自分専用の席があり、空き教室やラウンジも自由に使えます。また小規模校ということもあって、先生との距離が近く、 学生同士の関係も濃密でした。なかでもよかったのは、学生が自発的に様々な勉強会を行っていたことです。学年の関係なく集まってはさかんに勉強会が開かれ、ときにはそこに先生方や卒業した先輩方が加わることもありました。こうした勉強会では先生と生徒や先輩後輩としてではなく、共に学ぶ仲間という関係が成り立っていました。勉強を教われる場所はたくさんありますが、このように主体的に学べる場所はほかにはあまりないのではないでしょうか。この伝統を受け継ぎ、現在では卒業生がアカデミックアドバイザーとして学生の勉強会に参加するシステムが整い、私達も協力しています。
 今年、神大でお世話になった丸山先生、小野弁護士とともに弁護士事務所「横濱アカデミア」を立ち上げました。小野弁護士は神大の勉強会でも共に学んだ1学年上の先輩です。自分がそれまで勤めていた都内の事務所をやめ、独立に向けて推薦人となっていただくため小野弁護士を訪ねたところ、お二人が事務所を始めようとしていることを知り、一緒にやることになりました。神大で培った強い信頼関係のもと、あの勉強会での楽しく充実した雰囲気のままに仕事ができるのはとても幸せなことだと思っています。
 自分がそうであるように、法科大学院は、将来一緒に仕事をする可能性のある人と高確率で出会える場でもあります。神大なら、弁護士の資格を取るためにも、そして取ったあと仕事をするためにも非常にいい環境が整っています。もし弁護士という仕事に魅力を感じているなら、けっしてあきらめることなく、ぜひ神大法科大学院の門をたたいてほしいですね。

Pick Up! 神大法科大学院の学生はいつでも大歓迎!

横濱アカデミア

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学内の人間関係のなかで自分を鍛えました。ここでの出会いを大切にしていきたいですね。

 私は法学部の出身ですが、専攻は国際法で、興味があったのは「国際関係」。「法学」はむしろ苦手な分野でほとんど勉強していませんでしたし、進路についても悩んでいました。ただ大学在学中に交換留学でアメリカに行った際、難民問題に関心を持ち、帰国してから、難民問題に取り組む弁護士事務所を訪ねて、仕事のお手伝いをさせていただくようになったんです。そのなかで、弁護士の先生が、ある難民の家族の問題を見事に解決されたことに感銘を受け、「弁護士の資格は、自分がこの先興味のある問題に取り組んでいく上で大きな武器になる」と考え、法科大学院に進学することを決意しました。
 神大は、かねてから尊敬していた教授に直接教えていただけるということで、まったく迷うことなく選びました。実際に入ってみて感じた最大の魅力は、小規模だからこそ、実務家の先生や教授との距離が近く、学生同士も濃密な人間関係がつくれること。もちろん資格を取るためには自分で勉強する強い意志を持つことが最も重要ですが、高いモチベーションを保ち続けるためにも、ともに頑張る仲間の存在は大きかったです。互いに熱く議論し合うなかで自分を鍛えることができました。
 また、各個人専用の席が確保された自習室や地下1階のライブラリーなど、施設が充実しているのも非常にありがたかったですね。毎日10時間以上勉強するので、集中できる学習環境が整っているのは重要なポイントでした。同じ棟に先生方の研究室があり、自習中でも疑問があればすぐに質問に行けるのもよかったです。
 実際に弁護士として仕事を始めてからも、神大の先生方に相談したり、仲間とお互いの得意分野について情報交換することが少なくありません。人との出会いが今の自分をつくってくれたと思うので、これからも先生方や仲間との関係を大切にしていきたいですね。

Chronology ─小田川 綾音さんの弁護士になるまでの軌跡をご紹介─

東京を中心に難民など外国人事件を多数扱う法律事務所にて職務にあたる

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飯田 学史(横浜はばたき法律事務所)

依頼者のいちばん大変な時に寄り添い、幸せにする仕事です

 さまざまな事件を扱う中で、とくに外国人の在留資格の問題など、国際人権に関わる事件を数多く担当しています。神奈川は外国人事件が多いのですが、なかなか光が当たらない。そういう事件こそしっかりやりたいですね。東日本大震災の時には、神奈川の避難所で法律相談会を開いたり、原発の損害賠償手続きのお手伝いなどを行いました。
 弁護士の仕事は、その人がいちばん大変な時に寄り添い、自分が協力することで、少しでも幸せになってもらうこと。たとえば、DVの相談に来た女性が、最初はボロボロだったのに、裁判が進むにつれて、少しずつ化粧を始める。そうした立ち直っていく姿を間近に見ていると、金銭や社会的地位などでは測れない価値のある仕事なんだと実感します。

石森 加奈子(まちかど法律事務所)

法科大学院からのスタートで司法試験は十分に合格できます。

 私の場合、まったく法律を知らない白紙の状態で法科大学院に入学したことが逆に良かったですね。既存の知識や固まった勉強法がなかったぶん、結果的に、効率的な勉強法が採れたんだと思います。それは暗記に頼らず、頭を使うことに重点を置いた勉強法。教科書に書かれていることを覚えるのではなく、なぜそう書かれているのかを考えるんです。おかげで予想していたよりも大変な思いをせずに、司法試験に合格できました。
 自分の裁量で仕事ができ、一つひとつの仕事にやりがいもあって、弁護士になって本当に良かったと思っています。私自身もそうでしたが、たまたま法学部に合格できなかったために弁護士を諦めかけているなら、諦めずに頑張ってください。法科大学院から勉強を始めても、司法試験には十分合格できます。

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